MENU

大阪エヴェッサ

OSAKA
EVESSA

MENU
HOME > ニュース > 【ご報告】ブースターミーティング2024 実施レポート

【ご報告】ブースターミーティング2024 実施レポート

日頃より、大阪エヴェッサにご声援をいただき、ありがとうございます。



6月27日(木)に、おおきに会議室においてブースターミーティングを開催しましたので、その模様をお伝えします。
本ミーティングは、2024-25シーズンに向けたチーム方針やホームゲーム運営に関する概要をご説明するとともに、ファン・ブースターの皆さまと意見交換させていただくことを目的に行うものです。

今回は「新チームの方針」ならびに「2024-25シーズンに向けたファンイベント、ホームゲーム運営などについて」をテーマに実施し、抽選で選ばれた20名の皆さまにご参加いただきました。
平日夜の開催にも関わらず、またお足元の悪い中、ご参加いただいたファン・ブースターの皆さま、ありがとうございました。

代表取締役 磯村 英孝のご挨拶から始まり、皆さまから事前にいただいたご意見・ご質問を踏まえて、今野ゼネラルマネージャーをはじめフロントスタッフより各部門についてお話させていただきました。その後、少しの時間でしたが、ファン・ブースターの皆さまとグループディスカッションを行いました。ミーティング内容については、下記の通りお伝えさせていただきます。

 

テーマ:2024-25シーズン 新チームの方針、ファンイベント・ホームゲーム運営などについて

 
冒頭(司会:木村)

本日はお忙しい中、ブースターミーティングにお越しいただき、ありがとうございます。
新シーズンに向け、昨年に引き続き、みなさまと意見交換をさせていただきたいと思います。
皆さまからいただいたご意見に対する回答を含む形で、来季に向けた方針や取り組み方を各部門担当からお話しさせていただきます。

昨年のこの時期にブースターミーティングを実施し、そこから全スタッフが全力で大阪エヴェッサを変えようと1年間走りぬきました。これまでの大阪エヴェッサから少しは変化できたかなと思う半面、ここからが本当のスタートだと思っています。新シーズン、まだまだ見直さなければいけないことや、様々なご意見もあるかとは思いますが、我々クラブスタッフとファン・ブースターの皆さまは敵ではなく味方だと思っていますので、本日もフランクに意見交換をさせてください。よろしくお願いします。
 
概要説明(上原)

まず、2023-24シーズンの振り返りをさせていただきます。改めて、2023-24シーズンはB.LEAGUE PREMIER参入に向け、
売上・入場者数・アリーナという3つの基準がありました。
2023-24シーズンの最大の課題であった「平均入場者数4,000人」は、ファン・ブースターの皆さまのおかげで、無事に達成することができました。本当にありがとうございます。売上も達成でき、新アリーナについては着実に水面下で進行中です。Bリーグとも連携を取りながらプロジェクトを進めています。諸般の事情でまだ公表することができず皆さまには申し訳ありませんが、現段階では「確実に前に進んでいる」とお伝えさせていただきます。

話しを戻します。特に2023-24シーズンは「平均入場者数4,000人」をクリアするため、初めて会場に来ていただいた方に楽しんでいただくため、これまでのアリーナ運営をイチから見直し、
・とにかく会場装飾を綺麗にすること
・参加型の場内演出で一体感を育むこと
・バスケットボールを大切にすること
に注力しました。

設置型の広告物、掲出物が多かったアリーナも、広告物は基本的にLEDリボンビジョンに移行しました。
使っていなかったアリーナ壁面のビジョンも活用することで試合中に常時スタッツが表示されるようになりました。この新たに導入したスタッツ表示システムにより、出場選手や得点・ファウルなど試合の状況をわかりやすくしました。

2024-25シーズンは、選手にも、見ているお客さまにも、さらにストレスのない観戦環境を創るべく、バックボード上部のショットクロックビジョンをゲームタイマー付きのものに変更予定です。正面からはもちろん、サイドからもタイマー見えるため、いちいちセンタービジョンを見上げなくても時間の確認が可能となります。
また、タイマーやショットクロックが0秒になった際にバックボードが光るマーキングも導入する予定です。これによりブザービーターなどがよりリアルに、臨場感を持つようになると思っています。

続いて、2024-25シーズン向けてです。 
「また行きたい!」と思ってもらえるアリーナづくりを徹底的に取り組んで参ります。
2023‐24シーズンは、B.LEAGUE PREMIER参入に向け、“会場をお客さまで埋める”に注力してきました。そして新シーズンはエンターテイメントで“来場者満足度”を高める。大阪らしさを追求し、チームが勝っても負けても「また観たい、応援したい」「楽しかった」と思っていただける空間づくりを目指します。その一環として”大阪らしいデザイン”で会場を装飾し「大阪ならでは」にこだわってまいります。また、「気持ちのいい挨拶」も変わらずこだわり続け、この当たり前のことを当たり前に続けられるよう、入場時・退場時のスタッフあいさつは必ず行うことを徹底します。クラブスタッフの顔が見える、風通しの良いクラブであり続けたいと強く思っています。他には、大阪感満載なグルメの充実、大阪らしいグッズ展開も重要だと考えています。

演出面では、最終節にて実施した「大阪らしいプレーアクション演出(リボンLED・天吊りビジョン)」を引き続き新シーズンにも取り入れる予定です。また、試合中の音出し・映像出しについてもまだまだ課題が多いと感じており「試合展開に合わせた演出」を追求して参ります。

大阪はナンバーワンではなくオンリーワンの空間づくりを目指すべきだと感じており、この後、各部門担当からも話をさせていただきますが「大阪らしさ」「大阪エヴェッサの色」を追求し、試合はもちろん、家に帰ってからも楽しめる世界観を目指します。
 
チームについて(今野ゼネラルマネージャー)

2024-25シーズンの目標について

目標はもちろん優勝です。GMである僕が「まずはチャンピオンシップ出場です」と言うつもりはありません。1試合でも負けたくありません。そして、目標はもうひとつあります。それは「チームカルチャーをつくること」です。
ご存じの通り、大阪エヴェッサは毎年のように多々変化があるチームでした。「エヴェッサって何がしたいの?」とモヤモヤされていた方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。今シーズンは改めて仕切り直し、長期的な目線で、強く闘う意志を持った選手・コーチ・スタッフでチームを創りました。とにかく全員がファイトする、闘志あふれる選手の集まりになったと思います。このチームで日々の練習、1つ1つの試合を闘いながら積み重ねていったものを”チームカルチャー”として定着させていきたいと考えています。
大阪エヴェッサは残念ながら今は強豪チームではありません。「この1試合にすべて懸けてるねん」くらいの気持ちで、毎試合闘っていかないといけないんです。
走らない・ハードにディフェンスをしない・ファウルをアピールしてディフェンスに戻らない・文句ばかり言うーーそんなチームにはしません。闘志をむき出しでプレーができる選手を集めましたので、期待していただきたいです。
大阪エヴェッサを「応援したくなるチームにしてほしい」という声もいただきました。それはチームの使命だと感じています。繰り返しになってしまいますが「とにかく最後まで全力で闘う姿勢をお見せできているか」が全てだと思っています。

 

チーム編成について

本日(6/27)時点で発表していない選手もいますが、編成には、GMとしてのカラーをかなり入れさせていただきました。僕は、手を抜くディフェンス・走らない・戻らない・いつまでも何かに対して文句を言う、が本当に嫌いです。厳しい言い方をすると、プロ選手ではないと思っています。ハードなディフェンスからトランジション、そしてアーリーオフェンスといった速い展開のバスケットボールが新チームの方針です。「同じメンタリティを持ったヘッドコーチを」と考えたときに藤田ヘッドコーチがベストだと考え、すぐにオファーを出しました。
外国籍選手についても、とにかくハードにディフェンスができてトランジションを走れる選手を獲得しました。
「なぜ外国籍選手を総入れ替えしたのか」というご質問もいただきましたが、昨シーズンプレーしてくれていた選手が悪いとは思っておらず、彼らは人間的も素晴らしかったです。ですが「新チームのバスケットに合ったベストな選手を」と考えたときに結果的にそうなりました。新しい外国籍選手たちのことも、ぜひ応援をお願いいたします。
2024-25シーズンは、
●個を伸ばすこと
●知略・戦略で勝つこと
●闘志のある選手の集団にすること
を大事にするために、コーチの増員と充実を図りました。アシスタントコーチは3名体制になります。その中でもしっかりと役割を分け、選手をコーチングしていきます。そして、ずっと大阪エヴェッサに必要だと感じていたスキルコーチとも契約することができました。
選手/コーチ/スタッフが言い訳ができない、素晴らしい環境をつくっていきたいと考えています。

 

帰化・アジア特別枠について

シーズン初めから帰化・アジア特別枠選手が確定している状況から夏の練習をスタートさせたいという考えから、レイ・パークスジュニア選手と契約いたしました。彼は、ディフェンスができ、走れるハードワーカーなのに加え、3Pシュートも高確率で決めることができる素晴らしい選手で、チームが目指すバスケットボールに合った選手だと思いオファーしました。
昨シーズン在籍したイ ヒョンジュン選手との契約を期待するメッセージもたくさんいただきました。彼は素晴らしいプレーを大阪エヴェッサに残してくれました。苦しい時に何度も彼のシュートで救っていただきました。ですが彼の目標であるNBAへの挑戦、サマーリーグへの挑戦が7月後半にかけてあります。新シーズンは初めからアジア特別枠選手が確定している状態から夏の練習を始動したいとの考えから、オファーには至りませんでした。ヒョンジュン選手の活躍を心より祈っております。

 
〇運営・演出について(上原)

昨年、席図やアリーナMAP、看板といった誘導サインを新たに設置し、ようやく”運営”としてスタートラインに立てたと思っています。来シーズンはこのベースへ、さらに肉付けしていき、よりストレスのないホームアリーナをつくってまいります。
クラブスタッフとマスコットによる開門時のご挨拶も徹底して続けていき、ホスピタリティを下げないようにしていきます。
ご意見箱の設置については、昨年のブースターミーティングにて実施の明言をしたにもかかわらず実現できておらず申し訳ございません。具体的な運用方法は決まっていませんが、来シーズンは会場内に設置させていただき、寄せられたご意見に対し、できる限り「見える化」での改善を心がけることが大事だと思っています。
また、ご家族で来場された方々にも「また行きたい!」と思っていただけるよう、クッションやお子さん用の耳栓などもインフォメーションブースで貸し出しできるようにしたいと思っています。ホスピタリティ面でまだまだ至らぬ点が多いと思いますので、一つひとつカタチにしていければと思います。
ボランティア組織についても、大阪らしいアットホームなアリーナづくりには欠かせませんので継続して募集を行ってまいります。我々の熱い想いが足りず、登録者数があまり増えておりませんので、ご友人・知人でご興味のある方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください。
続いてアクセスについてです。大阪シティバス様ご協力のもと、おおきにアリーナ舞洲で開催時の往路シャトルバス運行を実現することができました。しかし、他会場と比べるとまだまだアクセス面でご不便をおかけしているという認識はあります。
バスの運転手不足問題も深刻で、増便が難しく「お金をかければ解決する問題」でもなくなっているのが現実です。2025年1月に大阪・関西万博に向けて「夢洲駅」が開通する予定のため、そこからのアクセス手段も検討しています。
また新たに、クラブとして旅行業免許を取得しました。少し割高な運賃になるかと思いますが、観光バスでの梅田やなんばに向けた直行便の運航も検討していこうと思います。ホームの地が「舞洲」である限り、飛躍的なアクセス改善は難しい部分もありますが、できることを極限まで突き詰めて取り組んでいければと考えています。
試合開始時間についてです。新シーズンも、土日は14時開始(土曜日は15時の可能性あり)、平日は19時開始で検討しています。ウインターカップやバレーボールとの共催時には時間や内容が変更になる可能性もありますが、入れ替え時間について多くご意見をいただきましたので、1日のスケジュールをコンパクトにリズムよく(例えば、ある程度転換ができたらアリーナコンコースレベルには入れるなど)過ごせるように改善してまいります。
引越革命シート2列目後方の通路についてです。引越革命シートの2列目が増えたこと、またアリーナ席の1列目を開放したことで通路が狭くなり、ご来場いただいた皆さまへご面倒をおかけしたこと、大変申し訳ありませんでした。
通路幅を広げるべく、引越革命シートを前にずらすなど検討をしましたが、リーグの規定上コートから一定の距離を取らなければいけない点、中継カメラがコートを映す際に見切れてしまうといった点から現状よりも通路幅を広く確保することは難しい状況です。
その分、2階から1階へ降りることのできる通路を増やすなど1階席へのルートを増やすことで昨シーズンよりもストレスの少ない会場づくりを追い求めていきます。
 

〇演出について

長らく応援をいただいている方からは、従来からの「変化」についてご意見をいただいたところもありましたが、来季も基本的には昨シーズンの方向性を継続していく予定です。
また、タイムアウト時の雰囲気づくりについてもご意見をいただいています。昨シーズンはタイムアウト時の「演目の順番」を決め打ちで進行していた部分がありますので、新シーズンは臨機応変に、試合展開や場内の空気に合わせつくり上げていきます。例えば、タイムアウト後、すぐにコンテンツに入るのではなく、ファン・ブースターの皆さまから応援コールを届けられる時間を設けてからBTのダンスをスタートするなど、音のタイミング等を調整していくことを考えています。
会場を赤く染めたい想いも変わりません。引き続き、暗転時にはペンライトでアリーナをパッショナリーレッドに染めていただき、参加型イベントには大阪人らしく、ノリノリ参加していただき、ファン・ブースターの皆さまの個性もお届けできるような雰囲気づくりを目指します。
 

〇BT・まいどくんについて

昨シーズンは、BT1人ひとりの自己紹介を演出に取り入れるなど、これまでにないカタチでBTを魅せることができたと思っています。
BTメンバーには開幕前に「自分たちのパフォーマンスを見せるためにいるのではなく、応援の最前線に立つ”応援団長”でいてほしい。必死に応援してほしい」と強く伝えてきました。
試合に負けるたび涙するメンバーもいるほど、熱い想いをもった素晴らしいチームが作れたと思います。毎年半数以上が退団の決断をしてしまうBTでしたが、今年は9名が「新シーズンもBTを続けたい」と決断してくれました。
オーディションの状況によっては、現役BT全員が通過できるかどうかわかりませんが、皆さまが応援したくなるようなメンバーを一緒に創り上げていければと思います。

続いて、マスコットについてです。
昨シーズンは、共創コミュニティCLUB EVESSA PLUSメンバーのエヴェッサPASSION会議を通じて、まいどくんについて語り合う機会を設けさせていただきました。我々クラブスタッフがまいどくんに対して愛情が足りていなかったと感じさせられる会となりましたが、非常に実りのある会議となり、そこからまいどくんにフォーカスした「まいどくんデー」が実現しました。しかし、マスコットオブザイヤーの結果は38位。我々クラブスタッフの力不足を痛感した結果でした。新シーズンに向けスタッフもこれまで以上に「まいどくん」と向き合い、ブラッシュアップすることを誓います。もっとクラブ全体で、まいどくんを盛り上げてまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

 
〇チケット(又木) 

2023-24シーズンも応援いただき、ありがとうございました。
この場にいる皆さまをはじめ、今日はご参加いただいていない多くの方にも会場に足を運んでいただいたおかげでB.LEAGUE PREMIERの審査基準である平均入場者4,000名をクリアし、3月のAsueアリーナ大阪でのホームゲームではクラブ最多となる7,336名を記録することができました。おおきにアリーナ舞洲よりもさらに大きな会場が満員になったあの光景は忘れません。

さて、2023-24シーズンはチケットに関して大きな変更がありました。
フレックスプライスの導入やシートレイアウトの細分化などクラブとしてもこれまでと全く異なるものとなりましたが、同時に多くの課題も感じました。
2024-25シーズンはベースとなる部分は残しながら、これらの課題に対しての改善や、さらに発展するためのチャレンジを加えていきます。

大きく5点についてご説明します。
 

①2023-24シーズンの結果をもとに価格を見直し

2023-24シーズンの販売状況や他クラブのチケット販売価格などを参考に価格の見直しを行います。ファン・ブースターの皆さまによく利用いただいた席、利用されることが比較的少なかった席、他クラブのチケット販売価格の水準との比較など様々な観点から分析を行っています。
 

②セクションの細分化

2023-24シーズンは特にBリーグや大阪エヴェッサを初めて観戦するお客さまが増えました。バスケットボール観戦や新たなシートレイアウトに慣れていないこともあり、自分の座席の場所が分からず会場内で迷われる方が多く見受けられました。
そのため、席種とともに新たにセクションという概念も加えることで、大まかにではありますがどのあたりの座席なのかを分かりやすくする目的があります。
 

③ホットブースターゾーンの指定席化

自由席の運用において、満員に近い試合ではお客さま同士で1席間隔が空いてしまうと座席が見つけられなくなるといった問題がありました。そのため、2024-25シーズンは指定席としての運用を考えています。
 

④一部試合でのスタンド自由の運用を変更

一部対象の試合で「スタンド自由」のエリアを指定席での運用に変更する予定です。こちらもホットブースターゾーンと同じく満員に近くなると座席を見つけられない問題が起こっていました。クラブスタッフも直接座席まで行って席詰めのお願いをしていましたが、試合中に視界を遮ってしまったりご不便をおかけしてしまったことも少なくありませんでした。そのため、そういった状況が起こりうる試合を対象に指定席として運用することで、空いている座席を見つけられなかったり、良い席を確保するために急いで入場する必要もなくなり快適に観戦いただけるようになると考えています。
 

⑤「スタンド自由」エリアでのダイナミックプライシングの導入

スタンド自由のエリアを対象にダイナミックプライシングを導入する予定です。
ダイナミックプライスとは、試合日程、席種、市況、天候、個人の嗜好などに関するデータ分析を基に試合ごとの需要予測を行い、需要に応じたチケット価格の変更を自動的に行なうことで、ファンの皆さまのニーズに応じた"適正価格"で販売を行う仕組みです。ホテルや飛行機などを予約する時、日程や購入するタイミングによって価格が異なることをイメージしていただけると分かりやすいと思います。

ホームゲーム全試合の一般販売分のみを対象として試験的に導入となり、CLUB EVESSA会員の皆さまは常に一定の価格で購入いただけるように考えています。一部対象試合では指定席かつ、ダイナミックプライシングでの販売となります。

これら以外の部分でもシーズンを通して様々な細かい変更や修正を続け、チケットの購入から実際に座席に座るまでの一連の流れの中で少しでもストレスを感じないように改善できればと思います。2024-25シーズンもともに満員のアリーナで一体となって大阪エヴェッサを盛り上げていきましょう!

 
〇グルメ(柴田) 

2023-24シーズンはアリーナコンコースに直営店を設置し、数多くのグルメを皆さまへご提供できたのではないかと思っています。しかしながら、待機列がかなり伸び、コンコースの通路を狭めてしまうなど、皆さまへご迷惑をおかけしてしまうことがありました。新シーズンは待機列問題の改善を徹底してまいります。
場外のテントもチームカラーである赤色に統一し、装飾を整えました。入場前やハーフタイム時に屋外でも様々なグルメを楽しんでいただけるよう、キッチンカーの誘致にも力を入れて参りました。2024-25シーズンも継続して多くのキッチンカー誘致し、大阪らしいメニューから個性豊かなメニューまで、皆さんにアリーナグルメを楽しんでいただけるように努めます。
その他、アリーナスポーツの雰囲気を楽しみつつ、SDGs活動にも繋がるよう、売店で販売するドリンクカップをプラ製から紙製へ変更することも検討しております。
また、選手とのコラボメニューをさらに充実させ、ファン・ブースターの皆さまがこれまで以上に楽しめるよう「定期的な新メニューを開発」を目指します。
 
〇グッズ(阿部) 

2023-24シーズンもたくさんグッズ売場に立ち寄っていただき、ありがとうございました!
昨シーズンは、応援カラーを「赤色、パッショナリーレッド」と初めて明確に定めて、応援グッズは赤色で統一していきました。毎試合、アリーナの写真を撮り続けたのですが、シーズン終盤に向けて、少しずつアリーナが赤くなっていくのを見て、亀井と2人でしみじみ感動していました。本当にありがとうございます。

2024-25シーズンも引き続き、パッショナリーレッドで一体感のあるアリーナを目指していきたいので、ブースターの皆様にもご協力いただけると嬉しいです。

来季より会場のグッズ売場は、2年ぶりに、自社運営に戻すことになりました。
この機会に、変えていきたいことをいくつかお伝えしたいと思います。

①応援グッズは引き続き、赤色メインで作っていくのですが、大阪らしさを満載の応援アイテムを作ろうと思っています。
大阪グッズは第一弾のグッズはもう決めていますが、ブースターのみなさんのご意見も取り入れて作りたいと思っています。ぜひ、アウェイの試合会場で大阪アピールをお願いします!

②ストレスなくお買い物いただける売場になるように、レジ台数を増やしたり、使えるキャッシュレス決済の種類を増やす予定です。これにより昨年度の課題であったレジの待ち時間の短縮をはかります。

③おみくじについては、ガラガラ抽選と統合して、「新・おみくじ売場」としてリニューアルします。
まず、サイン入りアイテムの景品は基本的に、そのシーズンに在籍している選手に絞り、
初めて試合を見に来たファン・ブースターのみなさんも欲しいと思ってもらえるように変更しようと思っています。

これ以外にも、細かい改善をいろいろ行っていきますので、新しいグッズ売場に期待いただければと思います!

 
〇ファンクラブ(田伐)

いつも応援ありがとうございます。ファンクラブ担当の田伐です。
まずはじめに、昨シーズンのブースターパーティーを平日に開催してしまったこと、大変申し訳ありませんでした。
会場やチーム側と可能な限り調整をしておりましたが、チームスケジュールおよび舞洲アリーナのスケジュール都合などから、土日に実施することができませんでした。平日開催に伴い、学校のあるお子さまが参加できなかったことや、お仕事の都合がつかなかった方がたくさんいらっしゃったと思います。この事態を深く受け止め、来シーズンは原則、土日のイベント開催ができるよう、会場やチーム側との調整に、より力を入れてまいります。本当に申し訳ありませんでした。
イベントについては引き続き、1ヵ月前までに皆さまへ告知ができるように努めます。8月のイベントは未発表ですが、8月中旬の土日を候補日とし、選手との交流イベントができるよう現在調整を行っています。また毎年実施していたBBQイベントですが、8月に屋外実施するのではなく、屋内で楽しめるイベントを検討しています。夏の暑さや豪雨など、屋外イベントはリスクが大きいので、好評のBBQイベントでしたが屋内型のイベントに少し趣を変えて実施させていただきます。BBQイベントはバイウィークの時期などに開催を検討したいと思いますが、シーズン中ということもありますので、選手とファン・ブースターの皆さまの健康と安全面を第一に考えた上で実現ができればと思っております。

最後にCLUB EVESSAについてです。昨シーズンは過去最高の会員数となり、CLUB EVESSA会員として大阪エヴェッサを応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
新シーズンでは最上位のダイヤモンド会員を廃止し、ゴールド会員を最上位会員にすることとなりました。昨シーズンで会員数が大幅に増え、より多くのファン・ブースターの皆さまが選手交流イベントへ参加できるような仕組みを作りたいと考え、原則 抽選制で平等に実施させていただきます。
そして、会員区分ごとの階層化をより明確化できるような特典グッズ・イベントの優先権などの設定や、推し選手を応援できる新しい制度として「EVEパス」を設立しました。「EVEパス」は、会員カテゴリー制限のない抽選制のイベント 、例えばホームゲーム会場でのサイン会や撮影会は、EVEパスの方の当選確率がアップとなる予定です。
ぜひご検討いただけると嬉しいです。

 
〇広報について(木村)

いつも大阪エヴェッサを応援いただき、ありがとうございます。
メルマガには何度か登場し、ご挨拶させていただきましたが、改めまして、昨年度2月に新たに広報配属となりました、木村と申します。私個人としては「ブースターミーティング」へ参加するのは今回が初めてですが、チームのことをフロントスタッフのように、もしくはそれ以上に熱心に考えてくださる皆さまの存在を知り、誇らしく思うと共に、改めてエヴェッサに携われることを嬉しく思います。
昨シーズン終盤からSNS投稿も務めさせて頂いておりましたが、どのように感じられてましたでしょうか。探り探りではありましたが、今まで以上に「選手を身近に感じるSNS」をテーマに更新して参りました。これは2024-25シーズンへ向けた広報の大きな目標であると考えています。理由としては、どの選手も「大阪ならではのおもろさ」を持っているにも拘わらず、それぞれのキャラを存分にお届けできていない、個を愛していただける要素が少ないのではないかと思ったからです。
改善のためにまず「動画コンテンツの充実化」に力を入れます。まずは選手へカメラを向ける時間を増やし、選手の素顔をお届けしたいと考えています。YouTubeやバスケットLIVEクラブ限定動画といった企画動画もそうですが、普段の練習前後や、アウェー時の様子など「日常」をSNSに小出しすることで、皆さんの生活の中で「大阪エヴェッサの選手の声が聞こえる」機会を増やします。その結果、チーム全体はもちろんですが各選手のキャラが定着し、ファン・ブースターの皆さまそれぞれに数名の「推し選手」が生まれることを目指してまいります。
まいどくん、マスコット オブザ イヤーの結果である「前シーズンから16ものランクダウン」についても、広報の力不足を感じております。今年は「まいどくん宣伝部長」の稼働を早め、まいどくん露出にも力を入れてまいります。
また「はじめての観戦ガイド(仮)」の制作にも着手しようと考えております。そもそも「ハリセンで応援するという文化をご存じない方がいる」と知り、これまで初観戦の方々を置いて行ってしまっていたのでは...と感じました。どういった服装でいけばいいのか?何時にいけばいいのか?どうやって応援するのか?応援グッズはあるのか?など、初めての方が迷わないような作りにできればと思います。
広報は私木村と、6月入社の岸岡、7月にもう1名入社を予定しており(6/27時点)、この3名で頑張ってまいります。私は前職がテレビ番組制作だった経験を活かし、動画コンテンツのディレクション及び大阪キー局へ出演の売り込みも強化します。岸岡は、WEBデザインの経験から、昨年統一化を進めたトンマナをさらにブラッシュアップし、見やすく、わかりやすい広告を目指します。誰も「開幕」を迎えたことのない布陣で手探りではありますが、逆に「これまでにない大阪エヴェッサ」をお届けできるチャンスだと捉え様々なことにチャレンジ挑戦していきます。選手だけでなく我々スタッフも、皆さまにとって身近で親しみやすい存在であることを目指してまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。


 
質疑応答
Q1. 試合中笛がなった際、バスケのルールがわかる人でも、コートでどういう状況になっているかわからない時がある。
A1.コートの状況をMCに伝える前に審判へ合図を送ってしまい、試合が再開してしまうことがありました。演出チームで話し合いを重ね、もっとTO側ともスムーズな連携を取れるよう改善方を考えていきます。

Q2. 昨シーズン、ホーム戦は18勝12敗で勝ち越しており、アウェー戦が7勝23敗で負け越している。アウェー戦にもブースターを呼び込む対策はないのですか?
A2.旅行業の免許を取得したので、アウェー応援ツアーの開催を検討しております。

Q3. 試合終了後の「エール交換」の際、音響やMCの声が入ってエールが聞こえない状況なので、配慮した演出をしてほしい。
A3.演出チームと改善を図ってまいります。

Q4. 他クラブは大事な場面・勝負所で会場の雰囲気に合わせた演出をしている。一方、大阪エヴェッサはクラップばかりなので、試合展開に合わせた演出をしてほしい。
A4.これまでは大事な場面でも、決め打ち演出で進めてしまっておりました。これもまた演出チームと改善していきます。

 Q5. ラッキーシュートチャレンジで選ばれる人が3名(全員)とも大阪エヴェッサのファン・ブースターからというのが見苦しい。アウェーブースターからも選んだ方が良いのでは。
A5.応援を頑張っている人をカメラ抜きで選ぶスタイルにした為、大阪エヴェッサのファン・ブースターが多くなってしまいました。運用方法を改善も含め、アウェーブースターからも選ぶような取り組みを検討していきます。

Q6. 他クラブに比べ大阪エヴェッサはチケット単価(入場者数に対する1人当たりの平均単価)が安すぎる。
A6.大阪エヴェッサは「小中学生無料招待」や「地域の方のご招待」を積極的に行っているため、他クラブに比べチケット単価が安くなっておりますが、大阪エヴェッサを好きになってくれる方を増やすために招待の施策は継続したいと考えています。一方でチケット価格を上げることは大きな課題であると思っており、徐々に変更できるよう取り組んでまいります。