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HOME > ゲームプログラム MAJESTY 4/23 vs 滋賀レイクス

今季3戦無敗の滋賀と関西ダービー 相手エースを封じ込めて勝利を





今節は滋賀レイクスとの関西ダービーだ。滋賀とは開幕節をはじめ、今季ここまではすべてアウェーで3度対戦して3勝0敗。直近の3月25日のゲームは107-81と、26点差をつける100点ゲームで圧勝した。

この試合は第1Qで32-17と先制パンチを浴びせたが、第2、3Qでは相手の得点が上回り、第4Q開始時点でスコアは74-63と逆転可能なところまで追い上げられた。しかし最終クォーターでエヴェッサの攻撃が火を吹いて33得点をマーク。試合を通じては#5マット・ボンズが31得点、#1レイ・パークスジュニアが25得点、#11ライアン・ルーサーが20得点と大活躍した。

今季にB2から昇格してきた滋賀はシーズンを通して苦戦が続き、序盤戦には18連敗を経験した。現在も8連敗中で、リーグ戦の成績は7勝46敗で全体の最下位。シーズン終盤を迎えても、厳しい戦いが続いている。

そんな滋賀のエースは身長208cmのパワーフォワード、#12ブロック・モータムだ。リーグ最多の1試合平均21.2得点を叩き出し、同8.0リバウンドはチームハイの成績。ストレッチ4と呼ばれるタイプの選手で、得点に関してはペイントエリアに限らず3Pシュートも高精度。守る側としてはインサイドもアウトサイドも警戒しないといけない、厄介な相手だ。

 

シーズンを追うごとに成長を遂げる エヴェッサの若手選手に注目を




だが裏を返せば、彼を封じ込めれば滋賀の攻撃力を大幅に削げるということ。滋賀のチーム1試合平均得点は76.1で、#12モータムの得点はそのおよそ28%に及ぶ。エヴェッサは前回対戦で彼に26得点を奪われ、開幕節でも18、28得点を与えてしまっている。今節で彼をマークするのは#11ルーサー、あるいは#52ヴォーディミル・ゲルンか。とはいえ#12モータムは内外に出入りが激しいタイプだけに、場面によってはマークの受け渡しも必要になる。そこを徹底し、ゲームを難しくさせないためにも、彼に得点を与えたくない。

エヴェッサのオフェンス面で期待したいのは、直近3試合の平均得点が18と好調の#11ルーサー。ゴール前に切り込んでからのフローターは得意のショットで、アウトサイドからの3Pも精度が高い。チームが厳しい時間帯に彼がシュートを決め出すと、試合の流れが変わる。今節も#11ルーサーには、チームを勢い付かせるプレーを期待したい。

また今節は#12土家大輝、#22飯尾文哉の24歳同級生コンビにも注目してもらいたい。ともにスタッツに目立った数字こそ残してはいないものの、#14橋本拓哉、#20合田怜と主力が離脱するなかでプレータイムを得て、試合ごとに成長する姿を見せている。

#12土家はポイントガードとしてのゲームコントロールに加え、ここぞでの3P。#22飯尾はプロになって自身も意識を改めたというディフェンスが、シーズンを追うごとに向上している。エヴェッサの次代を担うべき若手たちが成長を遂げている姿も、見どころのひとつだ。