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HOME > ゲームプログラム MAJESTY 2/8・9 vs 越谷アルファーズ

相手はB1昇格初年度の越谷 前節の連敗ダメージをここで払拭




先週はホームで、中地区1位の三遠ネオフェニックスと対戦。2試合とも前半はリードしながら後半に巻き返され、大型連勝中の相手の勢いを止められずに連敗を喫した。現在のエヴェッサは、故障者が多く発生。もともと体力的に負荷の大きいプレースタイルでありながら、相次ぐ主力選手の離脱で残ったメンバーに負担がかかっている。これも三遠戦で連続逆転負けを喫した、要因のひとつかもしれない。しかし嘆いていても、現状は変えられない。シーズンが折り返しを過ぎ、ここが踏ん張りどころだ。

さて今節は越谷アルファーズを、おおきにアリーナ舞洲に迎えて2週連続のホームゲーム。Bリーグ発足以降は長らくB2を主戦場としてきた越谷だが、昨季にB2で準優勝し、今季からB1昇格を果たした。東地区に属し、現在は11勝24敗で8チーム中、6位の位置にいる。

今季を迎えるにあたっては、B1昇格に貢献した中心選手を含め、ロスターの半数以上を入れ替える大胆なチーム改革を実行。日本代表経験のある#0橋本竜馬、日本で長いプレー経験がある#4ジェフ・ギブスら、実力派の選手を獲得した。

しかし昇格組にとってB1の壁は厚かったようで、開幕月の10月は2度の4連敗を含む1勝8敗。その後も月間で勝ち越しはなく、先月は千葉ジェッツからの白星を含む今季最多の3連勝を記録したものの、現在は3連敗中と苦しい戦いが続いている。

そんな状況に追い討ちをかけるかのように、1試合平均27分に出場していたセンターで、アジア枠選手の#11カイ・ソットが、1月8日の試合で前十字靭帯断裂の重症を負ってインジュアリーリスト入り。チーム最多の同9.6リバウンドを獲得していた、身長220cmという高い壁を失ったのは越谷にとって大きな痛手だ。それもあって、昨季まで在籍していた身長198cmのパワーフォワード兼センターの#34カイル・リチャードソンを再獲得。まだ5試合の出場ながら、同8.8リバウンドと奮闘している。

 

相手のエースは攻撃万能型の選手
リバウンド争いが勝利へのカギ




越谷のスコアリーダーは、1試合平均14.8得点をあげる#5LJ・ピーク。身長196cmでインサイドはもちろん、アウトサイドからも得点できる、いわゆる“ストレッチ4”タイプの選手だ。インサイドに進入して自らにディフェンスを引き寄せ、相手のアウトサイドの守りを薄くする。あるいはその逆に、自分がアウトサイドに出ることによって味方がインサイドを攻めるスペースを広くすることもできる。

さらにそれだけにとどまらず、同アシストもチーム最多の3.6。自ら得点が獲れ、味方のスコアをメイクすることもできる。オフェンスにおいては、まさに万能型の選手なのである。彼を抑えれば越谷の攻撃力はダウンするだけに、徹底マークで臨みたい。

#11ソットが離脱したことで、越谷のロスターで身長2m越えは211cmの#10ティム・ソアレスが唯一。全体的に小さいチームだが、それでもリバウンドはリーグ10位の1試合平均37.9と検討している。リーグ8位であるエヴェッサの同38.1と、ほとんど差がない。だがオフェンスリバウンドを獲得した後の得点が越谷の391.0に対し、エヴェッサは463.0と圧勝。エヴェッサが今節に勝利するためには、リバウンド獲得が大きなカギになる。チーム最多の同8.3リバウンドを獲得する#52ヴォーディミル・ゲルンは今節のキーマンのひとりだが、彼ひとりに頼るのではなく、全員でリバウンドを奪いに行く姿勢が大事だ。

また、先月末に新加入した#13松本礼太にとって越谷は、直前まで在籍したチーム。2月2日の三遠戦でエヴェッサデビューを果たした彼が今節に出場すれば、古巣を相手にどんなプレーを見せてくれるのか楽しみにしたい。