INTERVIEW
インタビュー
訪れたプロ3季目の試練を
乗り越え、必ずや成長する
「今シーズンは直前のケガから始まって、復帰してからもあまりプレーできないことがあったので、僕としてはキビしいシーズンになってしまいました。試合に15分とか20分出られることもあれば、5分に満たないこともあって波がある。ヘッドコーチが替わりましたが、僕に求められていることは以前と変わりません。そのなかで結果を残せた試合もあれば、そうでなかった日もある。自分としては正直、もどかしい思いがありますね」
ヘッドコーチがマティアス・フィッシャーに替わり、チームが目指すプレースタイルはディフェンスに軸足を置くものに大きく変化した。新しいスタイルを吸収すべきプレシーズンにチームでプレーできなかったことは思いの外、尾を引いてしまった。
「ほかの選手たちはコーチの前でプレーしていて、僕よりも進んでいるなと感じていました。今季はそれを、引きずってきてしまいましたね。バスケ選手はみんな試合に出たいと思うものですが、コートに立てるのは5人だけ。そこになかなか自分が入れないのは、もう悔しい思いでいっぱいです。だけどそれに対して、焦っていたわけじゃない。普段からハードワークして、自分ができることはやっている。あとはとにかく試合に出て、結果を残すことだと思っています」
試合出場の機会を減らしてしまっているのは、判然たる事実。だがエリーは自分が置かれている現状を、ただ受け入れているのではない。たとえベンチに座していてもその両目はつねにコートに向けられ、自らの成長の種を貪欲に探し続けている。
「ベンチから見ていて自分ならどうするか、どうした方がいいとか、そういうことをつねに考えています。プレーしているときに見えていないことでも、ベンチから見ていると相手がどういうふうにディフェンスをローテーションしているかとか、ピックアンドロールのディフェンスをどうやっている、どこでだれが空いてるとかはよく見えるんですよ。実際にプレーしていると、いろんなことが起こっているから、なかなかそういうふうに考えられない。だけどベンチから見ることで、バスケのことをもっと考えられるようになったと思います」
コートでプレーしている主観的目線に、ベンチから試合を見ている客観的視点を得たことで、より広い視野でバスケットボールが見られるようになった。そんな今の彼の目には、今節で対戦する川崎ブレイブサンダースも、決して臆する相手ではないと映る。
「チームメイトのだれにも、川崎に勝てる感覚はあると思うんです。みんなでハードにプレーして、ディフェンスも集中してやり続ける。それを4Qを通じてやって、自分たちのバスケが普通にできれば勝てる。そのためには、そういったことを40分間頑張って遂行することが大事。相手チームがどうこうより、自分たちのことに集中しないといけない。今節のキーワードは、チームケミストリーだと思っています」
「代表の選手になりたい、そういうトップレベルでも活躍できる選手になりたいと思っています。代表候補には選んでもらいましたが、まだ代表ではプレーしていない。でももっと頑張ったら、やれると思っています。もっと努力してもっとハードワークして、もっと上手くなって、あそこに行きたい。それがモチベーションになっていますね。代表選手になるには、もっと自分からアクションしないといない。それを積極的にやれれば、必ずなれる。そう、思っています。そのために何事にも自信を持って、どんなことにも挑戦して積極的にやっていくように、自分の考え方や取り組みを変えたいと思っています」
素顔のエリーはシャイで控えめで、決して他人の悪口など口にしないな好青年。人間としてはとても魅力的なパーソナリティだが、コート上で身体をぶつけ合ってプレーするバスケットボールプレーヤーとしては、それがときにマイナスに作用することもある。厳しいプロの世界で3シーズンプレーして、またタフな状況に置かれている今シーズンを経験して、そのことは本人も自覚していることだろう。だが、断言しよう。エリーはここで成長の歩みを止める器のプレーヤーではない。今の状況はさらなる成長を促すために、バスケットボールの神様が彼に与えた試練。これを自らの力で打ち破り、彼は必ずやひと周りもふた周りも大きくなる。現状に足掻きながらも決して歩みを止めないエリーの背中を、温かい声援で後押ししてあげて欲しい。
PICK UP
見どころ
中地区首位の古豪が今節の相手
それゆえ守備に軸足を置いて戦うべき
今節は中地区首位の川崎ブレイブサンダースを迎えての2連戦。川崎は1950年に同好会の東芝小向として活動を開始し、1955年に関東実業団リーグに参戦した。以前のトップリーグでは2度の優勝を飾り、Bリーグでは初年度に準優勝。それ以降も毎シーズン地区上位の成績を収め、チャンピオンシップ(CS)に進出し続ける強豪だ。エヴェッサはCSに初進出した2020-21シーズンに、初戦のクォーターファイナルで川崎に敗れて涙を飲んだ。それゆえ守備に軸足を置いて戦うべき
川崎が強さを維持し続けている理由に、チームの継続性があげられる。昨季を戦ったメンバーから変更になったのは外国籍選手、日本人選手それぞれ1名のみ。長く同じメンバーでプレーしているので、連携面に不安要素はない。ヘッドコーチ(HC)も8シーズン率いたOBの北卓也氏が2018-19シーズンで退任したあとを、同じくOBの佐藤賢次が引き継ぎ、現在も指揮を執っている。このような継続性が、2シーズン連続でCSセミファイナル進出を果たしている要因のひとつだと言えるだろう。
そんな川崎のストロングポイントは、#22ニック・ファジーカスの存在。207cmの長身でリーグ4位の1試合平均20.1得点をあげると同時に、同9.9のリバウンドを奪う、まさに川崎のキングだ。彼は外国籍選手ではなく、2018年に日本国籍を取得した帰化選手。つまり、ふたりの外国籍選手と同時にプレーすることが可能なのである。#22ファジーカス+外国籍選手2名と、2m前後の選手が3人揃うビッグラインナップは相手にとって脅威。エヴェッサのマティアス・フィッシャーHCが川崎の高さにどんな対策を施してくるかは、今節のポイントのひとつだ。
チーム得点力は、およそ5点及ばない
チームディフェンスが勝利へのカギだ
#22ファジーカスと外国籍選手ばかりではなく、川崎は日本人も各ポジションに粒ぞろいの選手が揃っている。なかでも警戒すべきひとりは、日本代表経験がある#0藤井祐眞。ポイントガード(PG)兼シューティングガードのプレーヤーで、ゲームを組み立てると同時に、スコアラーとして得点も奪う。得点力は1試合平均11.8、3Pも成功率が38.4%とともに比較的高い数字をあげている。それに2021-22シーズンにはベストディフェンダー賞を受賞と、守備力も高い厄介な選手だ。ガッツを前面に出すプレーヤーなので、彼が調子に乗ればポジティヴなエナジーがチーム全体に伝播する。チームディフェンスが勝利へのカギだ
#0藤井と同じPGの#7篠山竜青も、代表経験の持ち主。明るいキャラクターでチームきっての人気選手であり、彼も熱いプレーとリーダーシップでチームを牽引する。川崎の総合力をダウンさせるためにも、#0藤井と#7篠山を封じることはマストだ。彼らを抑える仕事は、ハードなディフェンスに定評のある#35鈴木達也に任せる。
対するエヴェッサのキーマンのひとりは、#54ショーン・オマラ。センタープレーヤーとしての成長を見せる彼は、#22ファジーカスとのマッチアップが予想される。高さでは互角だが、#22ファジーカスのウイークポイントは、俊敏性に欠けること。#54オマラはこの弱点をついて、相手ビッグマンのゴール近くへの進入を防いでもらいたい。とはいえ#22ファジーカスは、外からのシュートも積極的に放ってくる選手。彼が外に位置した場合、#54オマラに追いかけさせるのか、あるいは別の手立てを打つのか。ここもフィッシャーHCの采配に注目だ。
チーム全体のスタッツを比較すると両者とも互角の数字が並ぶが、大きく差があるのが1試合平均得点。川崎の81.7に対しエヴェッサは77.1とおよそ5点の差がある。勝利するためには、やはりいかに失点を少なくするかが大事。中地区1位で現在5連勝中と絶好調の難敵を相手に、エヴェッサは魂のチームディフェンスで挑む!
ROSTER
選手一覧
OSAKA EVESSA
-
エリエット・ドンリー
#3 SF/PF 198cm/91kg
1996年12月11日生 神奈川県出身 -
井手 拓実
#5 PG 174cm/68kg
1999年10月12日生 福岡県出身 -
星野 零志
#11 PG/SG 180cm/80kg
2000年1月22日生 大阪府出身 -
橋本 拓哉
#14 SG 188cm/88kg
1994年12月3日生 大阪府出身 -
竹内 譲次
#15 PF/C 207cm/98kg
1985年1月29日生 大阪府出身 -
合田 怜
#20 PG/SG 183cm/80kg
1993年8月31日生 大阪府出身 -
飯尾 文哉
#22 SG 187cm/85kg
2000年6月10日生 大阪府出身 -
カイル・ハント
#24 PF/C 208cm/104kg
1989年10月31日生 アメリカ合衆国出身 -
ディージェイ・ニュービル
#25 PG/SG 193cm/95kg
1992年5月22日生 アメリカ合衆国出身 -
木下 誠
#31 PG/SG 185cm/80kg
1997年3月31日生 大阪府出身 -
アイラ・ブラウン
#33 SF/PF 193cm/107kg
1982年8月3日生 アメリカ合衆国出身 -
鈴木 達也
#35 PG 169cm/69kg
1991年3月30日生 東京都出身 -
ショーン・オマラ
#54 C 208cm/116kg
1995年9月5日生 アメリカ合衆国出身
KAWASAKI BRAVE TUHNDERS
-
藤井 祐眞
#0 PG/SG 178cm/75kg
1991年12月23日生 島根県出身 -
マイケル・ヤングジュニア
#2 PF 206cm/105kg
1994年9月5日生 アメリカ合衆国出身 -
篠山 竜青
#7 PG 178cm/75kg
1988年7月20日生 神奈川県出身 -
増田 啓介
#11 SF 194cm/93kg
1998年1月22日生 静岡県出身 -
前田 悟
#13 SG 192cm/88kg
1997年3月6日生 山形県出身 -
鎌田 裕也
#18 PF 197cm/115kg
1990年5月11日生 福岡県出身 -
納見 悠仁
#21 PG/SG 184cm/83kg
1997年4月10日生 神奈川県出身 -
ニック・ファジーカス
#22 C 207cm/114kg
1985年6月17日生 アメリカ合州国出身 -
マット・ジャニング
#23 SG 196cm/90kg
1988年6月22日生 アメリカ合州国出身 -
熊谷 尚也
#27 SF 195cm/95kg
1990年11月16日生 福岡県出身 -
長谷川 技
#33 SF 190cm/92kg
1989年7月21日生 岩手県出身 -
ジョーダン・ヒース
#35 PF/C 208cm/110kg
1991年8月20日生 アメリカ合衆国出身
TIME SCHEDULE
タイムスケジュール
1日
- 13:00
- 場外イベント開始(~17:00)
- ・3x3コート
- ・ジャンボまいどくん
- ・クレーン車 乗車体験
- ・ふわふわすべり台
- 13:30
- 当日券売場・CLUB EVESSA受付開始
- 14:00
- CLUB EVESSA プラチナム会員 入場
- 日商エステムブース OPEN
- 似顔絵ブース OPEN
- BT1日店長 CONEY・ERINA・RIRI(~14:30)
- 14:05
- CLUB EVESSA ゴールド会員 入場
- 14:10
- CLUB EVESSA レギュラー会員・ジュニア会員・スポンサー 入場
- 14:20
- 一般入場
- 14:30
- 前座試合 大阪エヴェッサセカンド vs BIG DOGS
- 14:30~15:00
- span!水本とシュートチャレンジ
- 14:45
- まいどくん撮影会 開催
- 15:45~16:00
- span!水本とBT コラボトークライブ
- 16:10
- 開演
- 16:15
- オープニングパフォーマンス 河内長野市ダンスパワーズ
- 16:20
- BTパフォーマンス
- 16:25
- 両チーム選手入場
- 16:40
- 応援練習
- 17:00
- 両チームスターティング5紹介
- 17:05
- TIP-OFF
- 場内イベントはハーフタイム終了まで
- 19:00頃
- 試合終了
2日
- 11:00
- 場外イベント開始(~15:00)
- ・3x3コート
- ・ジャンボまいどくん
- ・クレーン車 乗車体験
- ・ふわふわすべり台
- ・日曜縁日コーナー(~17:00)
- 11:30
- 当日券売場・CLUB EVESSA受付開始
- 12:00
- CLUB EVESSA プラチナム会員 入場
- 似顔絵ブース OPEN
- BT1日店長 SHIINA・MANA・SUZUNE(~12:30)
- 12:05
- CLUB EVESSA ゴールド会員 入場
- 12:10
- CLUB EVESSA レギュラー会員・スポンサー 入場
- 12:20
- 一般入場
- 12:30
- 前座試合 大阪エヴェッサファースト vs 沢池MBS
- 12:30~13:00
- span!水本とシュートチャレンジ
- 12:45
- まいどくん撮影会 開催
- 13:45~14:00
- span!水本とBT コラボトークライブ
- 14:17
- 開演
- 14:23
- BTパフォーマンス
- 14:28
- 両チーム選手入場
- 14:40
- 応援練習
- 15:00
- 両チームスターティング5紹介
- 15:05
- TIP-OFF
- 場内イベントはハーフタイム終了まで
- 17:00頃
- 試合終了
GOODS
グッズ情報
-
BT萌えガチャ
¥500(税込)
-
アニマルステッカー
¥500(税込)
-
BT1日店長
1日 CONEY、ERINA、RIRI
2日 SHIINA、MANA、SUZUNE
FOODS
フード情報
-
おおきにミックスジュース/おおきにコーヒー
¥250(税込)
-
手羽トロ唐揚げ/マザーフーズ
¥600(税込)
-
炙り鶏ハラミ/ENT
¥500(税込)
-
たこ焼き/INFINITY
¥600(税込)
-
焼きそば/INFINITY
¥600(税込)
-
ポテト/エスポワール
¥500(税込)
-
Wテリヤキピザ/ピザーラ
¥500(税込)
-
トンペイ焼き/INPACT
¥600(税込)
-
クレープ/パンダムーチョ
¥450~700(税込)
-
ブリュレフレンチトースト/yellow soupys
¥600(税込)
-
ビーガンハンバーガー/PLANTRACK
¥700(税込)
-
バブルワッフル/Pocomoco
¥480(税込)
-
わたがし/フードパラダイス ※4/2(日)のみの出店
¥300~500(税込)
-
餃子/師匠の餃子 ※4/1(土)のみの出店
¥500(税込)
EVESSA SHRINE
エヴェッサ神社
おみくじにチャレンジしよう!
今節しか手に入らないレアグッズも続々登場!
スゴイおみくじ/¥1000
1日 カイル・ハント選手 シューティングシャツ(AWAY/2021-2022)
アイラ・ブラウン選手 シューティングシャツ(HOME/2021-2022)
合田怜選手 シューティングシャツ(HOME/2021-22)
青木龍史選手 シューティングシャツ(AWAY/2021-2022)
ザック・モーア選手 シューティングシャツ(HOME/2021-22)
2日
エリエット・ドンリー選手 シューティングシャツ(AWAY/2021-2022)
竹内譲次選手 ユニフォーム(AWAY/2021-2022)
合田怜選手 シューティングシャツ(AWAY/2021-2022)
青木龍史選手 シューティングシャツ(HOME/2021-2022)
ザック・モーア選手 シューティングシャツ(HOME/2021-2022)
が各日1名様に当たる! ※景品は変更になる可能性がございます